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以下より本文。

山梨県医療社会事業協会のご紹介

山梨県医療社会事業協会は、病院・介護保険施設・福祉施設・行政機関・教育機関などに所属する医療ソーシャルワーカー等の専門団体です。
 協会の設立は、昭和44年2月。当時は、県内で専任のソーシャルワーカーがわずか8名しかおりませんでした。そこでソーシャルワーカーの業務を理解してもらえるよう啓発活動を行ない、医療現場における患者・家族の生活課題の解決を支援する「医療社会事業」の普及・発展を目的とした協会の設立をみることとなりました。
 設立時は県の協力のもと幅広く会員を募ったこともあり、医師・保健師・臨床心理士・福祉関係者・病院事務職など様々な職種の方々が会員となって協会を構成していました。協会設立後も県や病院にソーシャルワーカーの配置を働きかけたり、会員の資質の向上を図るための研修事業などを続けてきました。こうした地道な活動が実を結び、徐々に医療機関等に専任のソーシャルワーカーが配置されるようになって現在に至ります。
  このような協会の歴史を継承しつつ、(※現在は169名の会員です。)保健・医療・福祉を取り巻く社会情勢の変化に対応する形で各種事業を展開しています。
 ※平成28年4月1日現在

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事業内容

次のような活動を行なっています。
 ・医療社会事業の普及・啓発に関する活動
 ・会員の知識・技術の向上を図るための研修活動
 ・当事者である患者・家族・地域住民の福祉の向上を目指す活動
 ・関係機関、関係団体、他職種とのネットワークづくり
 ・各種調査、研究活動

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医療ソーシャルワーカーってどんな人?

医療機関などで患者さんやその家族の社会生活上の問題について相談に応じ、解決が図れるように援助する社会福祉の専門職です。病気や障害を負うことは様々な生活上の問題(経済的問題、人間関係や心理的な問題、療養や介護、社会復帰・社会参加に関すること等)が伴います。医療ソーシャルワーカーはこれらの生活問題について一緒に考え、社会保障制度の活用をしたり、関係機関との連絡調整や地域への働きかけなどを行なうことで問題解決を目指します。

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ご挨拶

山梨県医療社会事業協会は、1969(昭和44)年2月に設立され、県内の病院(一般・精神)、社会福祉施設等に勤務するソーシャルワーカーを中心に構成され、2015年度の会員数は、160人余となっています。職場に「等」を付けましたのは、本協会は、病院、社会福祉施設以外に勤務する会員も多いからです。
 多種類の所属に会員が属していることは、異なった多くの視点が存在するということです。このことは本協会が様々な意見により構成・維持され、多様性を保持していることを示しています。また一方で、各会員がソーシャルワークという専門技術を用いて業務を遂行するソーシャルワーカーという専門職集団であることは、共通しているところです。この2点は、多様な価値観を認めながら、ソーシャルワーク技術を用いて対象者の抱える問題の解決もしくは緩和を図り、ウェルビーイングの状態を向上させる私たちの仕事には欠かせないことであると思います。
 対人援助を仕事としている私たちは、対象となる方々の人生の大きなイベントに遭遇することがありますが、どんな場面に遭遇しても十分な対応が図れることができる知識、技量、そしてそれらに裏付けられた豊かな人間性が求められています。豊かな人間性を身につけることは簡単なことではありませんが、対象者に寄り添った支援を行うためには必要なことであると思います。そのため本協会では、毎年、新任職員研修、宿泊研修そして全体研修を企画し会員相互の資質向上に努めています。会員の皆様には各研修機会を有効に活用していただきたいと思います。また、県民の皆様には、本協会の会員を信頼いただき安心してご相談等をしていただきたいと思います。
 さて、現在私たちの前には、子ども・高齢者・障がい者への虐待防止とその対応、社会的孤立者に対する支援等が喫緊の課題として存在し、解決の道筋をつけることが社会的に求められています。併せて、検討が始まっている日本版CCRC(Continuing Care Retirement Community)への対応も課題です。CCRCは、単に高齢者に対する対策としてだけでなく、超高齢社会を前提に、どんな地域社会を創造するのかという課題です。全国よりも高齢化が先行する本県では地域づくりを考える上で重要なキーワードです。
 これらの課題解決には「社会的包摂(social inclusion)」の考え方が必要であり、それを実現する上で重要な位置にあるのは、ソーシャルワーク技術です。 私たち山梨県医療社会事業協会は、各所属における日常業務とともに今後の地域社会づくりの中で、私たちの持つソーシャルワーク力をどのように発揮することで地域貢献ができるのかという視点を常に持って活動をしていきたいと思います。
 会員の皆さん、皆さんの職場と職場の一歩外をソーシャルワーク視点で見直してみませんか。何かの気づきがあるのではないでしょうか。問題を課題として捉え直し、解決に向けたプロセスに取り組みましょう。
会員各位のご理解とご協力をお願いします。

平成27年9月
山梨県医療社会事業協会 会長 樋川 隆

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